2007.10

10月は、9月議会がずれ込んだため、前半は議会対応に追われました。

現在も無所属で活動しているのですが、無所属というのは、@党議拘束が無くて是々非々で対応できるため、支援者の声をしっかりと代弁した議員活動ができる。A会派内での分担ができない分、すべての委員会の活動内容の報告が受けられるため、勉強になる。といったメリットがある反面、@事務員を付けてもらえない。A議会内部のルール作りには参加できない。B本会議での質問時間が短い。などのデメリットがあります。

私としては、特に@とBが痛いですね。事務員がいないため膨大な事務量を自分でやらなければなりませんので、県庁に缶詰になってしまい、地元活動の時間が少なくなってしまいます。また、本会議での質問時間が年間25分しかないので、言論によって県政の見直しや新政策の提案などを行う機会が少ないのも事実です。

時々私の部屋にも自民党や民主党の先輩議員が遊びに来てくださるのですが、その時には冗談で、「大岡君、そんなにいろいろ議論したい事があるのなら、俺の質問時間を分けてやろうか?そのかわりひとつ言う事を聞いてくれよ。あはは。」などと言ってくださる方もいます。

ということで、本会議でやれない分、時間無制限の委員会では徹底的に議論しようと心がけています。訓練・勉強と言う意味もあるので、さまざまな分野について調査した事を委員会ではぶつけるようにしています。委員長は自民党所属なのですが、そうした事に大変理解してくださっていて、9月議会も質問・答弁合わせて2時間ほどの時間を頂きました。ありがとうございました。

10月の後半は、委員会の視察やら、水窪の綱引きやらに出席しました。

委員会では鳥取砂丘にいき、砂浜復旧の方策について情報交換しました。過去にあるところで、「鳥取はがんばっているが、中田島の砂丘は行政がしっかりやっていない」などと論じられたことがありましたが・・・現状と対策はどちらも同じような状態で・・・ともに抜本的な解決策が打てずに苦労しています。

佐久間ダムで天竜川の砂が止められていて、遠州灘まで流れてこないことが最大の原因ではありますが・・・この佐久間ダムの再編、というか、砂を放出して延命措置をとる政策も進んではいますが・・・これもまだまだ時間のかかる話ですから、できる事からやってゆくしかありませんね。当面は浚渫と離岸提を中心に対応してゆきたいと思います。

また水窪の綱引きに参加し、ついでに(というのも変ですが・・)北遠のいろんな集落を回り、現状を少し見させていただきました。

「限界集落」と言う言葉があり、これは高齢化率(65歳以上の方の割合)が50%以上の地域を言います。もちろん時間の問題でこうした集落は消滅するわけですが、それを阻止するのか、それともやむなしと見て、少なくとも今お住まいの方々に医療や福祉などを上手に提供する方法を考えるのかは、まったく政策過程が異なる問題ですね。

私は阻止は不可能だと思っています。それなら上手に生活インフラを提供し、同時に一番お困りの医療の問題、それから移動手段や介護ヘルパーなど福祉的な分野をどう提供するかと言うことを考えるべきだと思っています。あわせて、集落の選択と集中を緩やかに進めて、拠点となりうる場所に移住してもらう政策も進めるべきだと思っています。

そうした事を計画的にやってゆかなければ、本当に北遠全体から人口が消滅しかねません。そうなるとどうやって山を守るのか、水源を守るのかということになってしまいます。

多少ドライではありますが、冷静に先を見通して、被害を最小限に食い止める政策体系を考えてゆきたいと思っています。

来月は決算特別委員会、12月は県議会定例会、それからは年末年始となりますので、年明けまでほとんど休みはありませんが、がんばりますので是非応援してください。よろしくお願いします。

大岡敏孝の活動報告