2007.11

11月は2日から決算特別委員会でした。

決算特別委員会をはじめとする「特別委員会」は、すべての議員が就任するわけではありません。何年かに一度、順番が回ってくることになります。

実は、昨年までは無所属議員には特別委員会の委員の割り当てがありませんでした。それでは議会活動に支障があると言うことで、議長ならびに議会運営委員長にお願いをしたところ、今年から公平に割り当てていただけるようになりました。私も来年は何らかの特別委員会に所属する事になりますし、特別委員会のなかでも特殊な決算特の委員は3年目か4年目に回ってくることになります。

ということで、今回の決算特は委員ではありませんが、委員外議員と言うことで、初日から最終日まで傍聴させていただくことにしました。

傍聴とは言っても、膨大な資料を基に決算結果を審議してゆきますので、予習をしてこないと何の事を言っているのかまったく分かりません。そこで10月の末から資料を読み始めて決算にのぞみましたが、それでも分からないことが多く、議案研究の不十分さを痛感する事になりました。

毎日審議が終わったら次の日の予習をすると言う、まるで受験生が夏期講習にでも出ているような感じで、あっという間に3週間にわたる審議が終わりました。集中的に県政の全分野の議論を聞けた事は、私にとって本当に良い勉強の機会になりました。あわせて、それぞれの議員さんには得意分野とか、関心の高い分野があり、そうした個性を知ることができたのも貴重でした。この分野はあの議員に聞けばいいとか、この政策はあの議員が賛同してくれそうだとか、実はそう言うことが議会で政策を進める上で一番大事なポイントだったりしますので。

1120日に決算特が終わったかと思えば、123日には12月議会が開会しますので、自分の関心のある分野の研究や調査はあまりできず、12月に入ってしまいました。

さて、この決算特の合間を縫って、東京都主催の三宅島復興事業に参加して来ました。
ご存知のとおり三宅島は2000年の大噴火によって全島民が避難し、人口がゼロになりました。その後2005年になってようやく火山が沈静化し、島民の帰還が始まったのですが、現在の人口は3000人。島に降り立つときにガスマスクを渡され、風向きによって火山ガスのにおいが立ちこめている場所にしては・・・多くの方が戻ってこられたと思います。とはいえ高齢化が深刻ですし、いつまた噴火するか分からない不安のなかでの生活は・・・北遠以上に厳しい場所だと感じました。

その三宅島の復興支援の起爆剤として、オートバイのイベントをやるということでしたので、私も静岡県議会代表?ということでオートバイを船で持ち込み、三宅島に渡りました。

現地で何人ものライダーと知り合いになり、いろんな情報交換をしながら日程をこなしましたが、最終日前日の夜の懇親会には石原都知事も現れました。

そこで早速石原氏を直撃してみました。「私は浜松から来ました。ご存知のとおり浜松はオートバイメーカーのうちホンダ、ヤマハ、スズキの大手3社が拠点をもっています。今回はメーカーの協力が得られなかったとの事ですが、ぜひ知事が浜松にお見えになり、メーカーのトップに直接思いを話して、協力をお願いされてはどうでしょうか?」とお話ししてみました。

すると・・・回答は意外にも「いやだ」といきなり言われてしまい、「俺は頭を下げる気はないよ。今回国内メーカーは何も協力してくれなかった。でも、海外にもいくらでもメーカーはある。彼らに協力してもらって、国内メーカーのほうから頭を下げてくるようにしてみせる。」とのこと。

そのまま知事は立ち去ろうとしたのですが、もう一度振り向いて、「ああ、君が何社かにルートがあるなら、君のほうから協力するように言ってくれ。」だって。

そこで、「いやいや、私が行っても意味がありません。知事がお見えになれば、メーカーの対応も変わるのでは?」と食い下がったら、やはり、「いやだよ。」

「俺は頭を下げる気はないからな。来年もっと盛り上がるようにしてやる。君もぜひ楽しんでくれ。とにかく静岡から来てくれたとの事で、今日はありがとう。」

あっさり断られました・・・。まあお話ができて、石原慎太郎と言う政治家を感じられただけでも良かったかもしれませんが。

しかし・・・ちゃんとお願いに伺えばいいのに・・・と思いました。そういう部分も含めて、石原さんの長所でもあり、短所でもあるんでしょうね。わたしなら、すぐに頼みに行ってしまいますけど。

決算と12月議会の準備に終われて11月も終わりました。今年もあと1ヶ月です。最後まで気を抜かずにがんばりますので、是非応援してください。

大岡敏孝の活動報告