滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2010.12.24 (金)

12月議会閉会

12月議会が閉会しました。
主には政府の補正予算を受けての、県としての受け止めですが、
いくつか大事な議案がありました。

一番大きかったのは、雇用対策です。これは政府が60億円と
言う巨額の予算を付けてきたので、いただいた資金を有効に
使うために基金に積むことになりました。

そして私が最重要視して取り組んだのが、「子宮けいがん、ヒブ、
肺炎球菌」の3ワクチンの接種事業、そして緊急経済対策の中小
企業への融資枠の拡大です。

これらはまた改めて説明させていただきますが、いろいろと課題が
あり、県がどううまく取り組めるかで、生きた金にもなり、死んだ金に
もなると言う性質のものです。

民主党政府が迷走していることはいろいろ報道されていますが、
私たち県議会から見ていても、目に余るものがあります。
補正予算の出し方一つとっても、静岡県議会は議会途中の上程で
間に合いましたが、市町村議会によっては間に合わなかったところも
たくさんあります。そうすると、迅速に資金を使えないと言うことになり
ます。

政府が迷走したり、地方がどういう運営をしているかを良くご存じ
ない中で政策を進めてきたときには、「中間管理職」である県の
技量で政策の効果が大きく変わってきます。
これまで「不要論」まで叫ばれていた県ですが、こういう状況に
なると、とたんに中間自治体である県の役割が大きくなることを
実感した12月議会でもありました。

特に年末は経済問題が緊迫することも予想されますので、閉会
中も油断なく取り組みたいと思います。

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