滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2011.04.13 (水)

気持ちを新たに

何とか県議選に当選する事ができました。
これも、応援して下さったみなさま、ならびに声なき声を届けてくださった皆様のおかげだと思っております。
(どうやらホームページにおいても、当選のお礼をしてはならないとのことですので(これも文書になるようです)、ご理解をいただきたいと思います。)

昨日は早速議会で仕事が入りました。
会派の仲間との打ち合わせと、5月議会で議論しなければならない補正予算を中心とした議論です。

復興支援のための経費はもちろん、県内の中小企業も今回の震災でだいぶ影響を受けており、中小企業向けの融資枠を拡大する必要が出そうだからです。

私は、「これまでの経済変動対策貸し付けとは性質が異なるので、対象や与信審査など、今回のケースに即した形に見直すべきだ」と意見し、議論しております。

経済変動対策は、リーマンショックや円高などによるものであり、原因や経緯、推移が比較的立証可能なのですが、今回の場合はいろんなケースが考えられるため、ルール作りが難しいのです。

例えば、旅行業者やホテル、旅館、飲食など。キャンセルが多発して多大な影響が出ているのは事実ですが、震災に関するキャンセル、自粛ムード一色になったことによるキャンセルなど、どうやって分析するのか。またキャンセルなどの形に現れない売り上げ減をどうするのか。季節性もあり、過去数カ月と対比出来ない場合はどうするのか。いろいろなケースが考えられます。

私はできるだけ多くの人に制度を利用してもらいたいと思っています。しかし一方で、ルールを緩めると不正が出やすくなるのも事実であり、県庁当局は公金を預かっている以上、こうした不正には敏感になるのも良くわかります。ですから・・・バランスが難しいんですね。

特に今回の震災は復興までに相当な時間がかかることが予想されます。
つまり、長期戦に耐えられる経済的なスタミナが必要だと言う事です。それは同時に、私たちも経済政策を立案する上で、長期的に支えつづけることを前提に対応しなければなりません。経済が確実に上向けるためには、震災の影響を継続的に軽減する努力をし続けなければなりません。

2期目への期待をいただいた以上、その期待以上の仕事をしてお返ししたいと思います。

経済政策をはじめ、福祉や教育、行政改革など、得意分野にさらに磨きをかけて頑張りますので、どうか引き続きご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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