滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2012.06.22 (金)

解散風

今日は党本部からお呼び出しがあり、新人支部長を対象にしたヒアリングが開催されました。場所は自民党京都府連でした。

久しぶりに京都の道路を見ながら・・・と思って、車で出かけました。大津の隣は山科。山科は、民主党の大物、前原さんの地盤です。さすがにポスターだらけですね。商店やコインパーキングなど、ともすれば党派色を出すことをためらうような場所まで、ポスターがべたべた張ってあります。とはいえ、そもそも知名度は100%に近い状態ですから、ポスターを貼りまくることの目的は何なのでしょうか?むしろ・・・民主党の責任者の一人ですから・・・今の民主党のひどい状況を目の当たりにして、多くの国民から、このまま民主党政権が続けば国がつぶれてしまうのではないか、国を売ろうとしているのではないかという疑念までもたれている中では、効果は疑問です。むしろマイナスかもしれません。

今日のヒアリングでは、毎日の活動状況を報告し、気づいたことや政策的な面で地域から言われていることなどを伝えました。また、党本部に取り組んでもらいたいことを要望しました。私はこれまで議員経験があり、他の議員の皆様や行政関係者、企業関係者との付き合い方を知っているので孤立感はないのですが、政治経験のない新人支部長の場合、孤立する、あるいは孤立感をもってしまうことがあるようです。定期的にこうした場を持っていただければ、皆さん安心して取り組めるのではないかと思いました。

帰りに、久しぶりに平安神宮によりました。神頼み、ということで、お参りをし、引越しの関係で古いお札をたくさん持っていたので、納めてきました。そうしたら、茅の輪(ちのわ)が出ていたので、説明書きにしたがって茅の輪くぐりをしてきました。いままでにたまった穢れがはらわれたことと思います。

今日のヒアリングで、党本部のほうから、7月解散、9月初頭選挙が想定されるので、準備を急ぐように!との支持をいただきましたが、世の中はまだ解散風が吹いていませんね。それどころか・・・もう政局中心、というより、政局しかやらない、何も政策をやらない、外交もやらない、国民の温度や痛みをわかろうともしない政治全体に対し、あきれてしまって、あきらめてしまっているようにすら感じます。

これは、一番危ない傾向だと思っています。国も、会社も同じですが、気力をなくしたり、あきれてしまったり、あきらめてしまったら、衰退しかありません。このマインドをどうやって上向きに変えてゆくかということが、会社では経営者の腕の見せ所、国では政治家の腕の見せ所です。

今度の選挙は、有権者の皆さんは人物をよく見てくると思っています。果たして、この人物が今後10年から20年、政治を託すに足る人物かどうか。地震など、日本が危機を迎えたときに、動じずに冷静に対応できるかどうか。外国からのさまざまな要求に対し、強く国益を守りながら、アジアのリーダーシップを発揮するような交渉力があるかどうか・・・。

私もまだまだ未熟ですが、多くの方々から人物として任せられる、と評価してもらえるよう、努力を重ねたいと思っています。

明日から週末です。活発に活動を展開してまいります。

コメントを投稿する(*は入力必須項目です)
コメント
ページのトップへ