滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2012.06.24 (日)

士魂商才

今日も街頭演説やら訪問活動で一日が終わりました。新人として滋賀県に帰ったので、訪問活動をしても、はじめまして、からスタートするため・・・どうしても時間がかかってしまいます。一方で、じっくり話が聞けるので、いま地元の有権者がどう思っているか、つぶさに知ることができますね。

さて、今日大津の街中では・・・百円商店街というイベントが行われていました。今回は大学の落語研究会、いわゆるオチケンとのコラボで、多くの集客をしていました。私の母校である早稲田大学も、出張してきています。京都女子大もありました。女流の落語家の卵がいるのでしょう。

行ってみると、結構な人だかりで・・・すごい辣腕のプロデューサーがいるのかと思いきや・・・なんと、プロデュースも大学生がやっていました。それも、商店街の会長さんの息子さん!すごい人材がいるものです。素晴らしい成果でした。課題は、これをどう普段の集客につなげてゆくかです。これは、中小企業診断士として仕事をしていたときに、常に発生する重要なテーマでもありました。

商店街も、やる気のある商店街と、そうではないところと、雲泥の差がありますね。しかしながら、今はほぼ同じように補助金をばらまいています。これはまあ確かに平等かもしれませんが、多くの死に金が発生します。やる気がない人におカネをばらまいても、有効には使われないんですね。それも、元は税金です。やはり、均等バラマキよりも、やる気によって大きく差をつけるべきだと私は考えています。これって、不平等なのでしょうか?

民主党政権は、傾向としてとにかく均等バラマキが好きですが、私はそれこそが、大きな税金の無駄遣いだと思っています。ムダを削減して17兆円の財源をねん出するとか言っていましたが、結果として何の財源も出せず、さらにはこうした、まさに死に金をつくるような均等ばらまき政策を展開しています。おそらく膨大な無駄が発生していることでしょう。均等ばらまきは、効果を出せないだけではなく、頑張っても頑張らなくても、もらえる金額が同じなので、頑張っている人がアホらしくなるのです。その結果、日本は少しずつ、やる気も競争力もなくしてしまいました。

大津の商店街は、負けてたまるか、と努力されていました。日本の各地で、何とかしなければ!と立ちあがった商店街があります。まさにこういう方々は、士魂商才、サムライスピリッツと、進取のビジネス感覚を持ち合わせて、必死で努力をされています。

私も、政治の世界ではありますが、というか、いまの民主党政権が経済や経営に極めてうとく、これからの政治に最も求められているのが中小企業の活性化、国内大企業の再生、デフレの克服であるからこそ、士魂商才を肝に銘じて政策を進めたいと思います。

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