滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)

2020年09月の記事一覧

2020.09.28 (月)

JR唐崎駅にて駅頭活動

秋の気配を感じる今日この頃です。
今朝はJR唐崎駅頭にて、私も以前から取り組んで参りました『不妊治療』の
課題やこれからの取り組み、携帯電話端末および、通信料料金の引き下げについて
お話をさせていただきました。登校中の学生さんや地元の方に励ましのお言葉をたくさん頂きました。
これからも精進して参ります。どうぞよろしくお願い致します!

2020.09.20 (日)

菅(すが)内閣が始動

新たに菅(すが)内閣がスタートしました。世襲議員でもなく、資金も地盤もない菅義偉議員が、実力で総理大臣になったことは日本の民主主義が成熟してきたことのあらわれです。私も「たたき上げ」の一人として、全力で菅内閣の政策を前進させます。

「携帯電話料金の引き下げ」について、公約ですので実現しなければなりません。一方で、一人で毎月何10ギガ、何100ギガと使うヘビーユーザーの値下げをすることには反対です。その方々は会社にとっては良いお客さんかもしれませんが、一人で何10人分も回線を使うのが全体最適とは言えません。全員とは言いませんが、ケイタイを手放せず、ケイタイに支配されてしまっている「ケイタイ中毒」になることを防ぎつつ、多くの国民にメリットがある形の「バランスの良い改革」を進めます。あわせて、通信料金引き下げは、あらゆるものが知能化する「IOT」の時代を実現するために必要不可欠です。安いコストで回線を使えることで、教育、福祉、医療、安全、便利など、さまざまな面で生活の変化を実感できるようにしてゆきます。個人の権利や尊厳を保護しつつ、クルマや家電、メガネや腕時計、自転車やベビーカー、学校の机やいす、トイレなどが知能化し、安全や健康、学習のサポートをするようになれば、日本はもう一度世界からあこがれを呼ぶ国となります。

「不妊治療の保険適用」については、私もこれまで力を入れてきた分野ですので、多くの思い入れがあります。しかしながら、現時点では多くの課題があります。まず不妊治療はいまだ研究途上であり、保険適用するに足る手法やコストが定まっていません。成果なども、母体や父親の状態がまちまちなので、確かなことは言いにくいのが現状です。また、誤解を恐れず申し上げれば、高齢の方がより深い治療をすると母体へのダメージが大きいうえ、効果を出すことが難しく、これでは多くの国民の税金や保険料をむだにすることになります。当面は、国民への啓発の徹底(もう少し若いうちから取り組んでもらうなど)、補助の増額、事後対応の強化(不妊治療後のケアも非常に重要)など、進められることを進めるべきです。あわせて、高齢の方には自分の出産にこだわらず、特別養子縁組(望まない妊娠で生まれた子供を実の親のように育ててもらう)を紹介するなど、母体にも、家族にも、社会にも良い「三方良しの子ども政策」を目指してまいります。

「コロナ対策」は、国が治療薬やワクチンの開発を支援して、日本が世界に貢献できる成果を出してゆきます。また、感染防止と社会活動・経済活動の両立をスローガンに、皆様の暮らしと社会をしっかりと守り抜きます。

私も全力で菅(すが)内閣を支えてゆきます。しかしここで、「支える」というのは、なんでも忖度、なんでも言いなりで、総理や官邸官僚の言いなりに動くことではありません。私も国民に選んでいただいた議員である以上、「良いものは良い、悪いものは悪い」としっかり議論できる議員を目指しています。スピード感と、現場主義でしっかりと議論を重ねて結論を出すこと、それが結果として、菅内閣の政策をより正しいものにし、「国民の役に立つ内閣」に近づくからです。菅政権をささえるというのは、まさに菅政権が国民から評価されるものに近づけてゆくことにこだわり続けたいと思います。

ここしばらく、政府の政策は私たち議員の意見を聞かず、自民党内の会議も経ずに進めて失敗したことが多々ありました。マスク国民配布にせよ、全国一斉休校にせよ、あるいは持続化や家賃補助にせよ、もっと党内の会議で意見を聞き、しっかり練ったうえて進めるべきでした。あのお金があれば、ほかにもっと光を当てられたのに、ほかにもっと効果を出せたのに、という知恵が自民党内にはたくさんありました。国民の批判を受け、また野党から追及されて、見直す結果になったものもありました。それならなぜ、まず自民党・公明党でしっかりと議論させてくれないのか、と思いました。これまで、私も党の平場でしっかりと反論してきましたが、残念ながらほとんど聞いてもらえませんでした。しかし、陰で言うとか、マスコミにだけ言うとか、そういうことをせずに、常に党の平場で議論したことを評価してくださる議員もたくさんいてくださいました。

私は、これからも現場主義を貫いて行動してまいります。皆様からご意見をいただき、「良いものは良い、見直すべきものは見直す」、という姿勢で、自民党内あるいは国会の平場で、しっかりと意見し、議論してまいります。それこそが、私に一議席を託してくださった、地域の皆様、国民の皆様の思いだと思っています。

これからの国会も、しっかりと働きますので、どうか引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020.09.07 (月)

自民党総裁選

いよいよ明日から、自民党の次のトップを決める、自民党総裁選がスタートします。

コロナの感染拡大防止と、昨晩からの台風の被害への対応を抜かりなく進めながら、約一週間で新しい総裁を決めることになります。

いろいろ議論があった、党員の直接投票については見送られましたが、多くの県連で県ごとに党員投票をすることになりました。これで一定程度、党員の皆さまの思いを反映させることができると思います。フルスペックでの総裁選挙をやるべきだという意見もありますが、その場合は任期を3年にするほうが公平だと思います。最終的には議論の末に今の形に落ち着きましたので、それには従いたいと思います。

私は、派閥が組織として決定する前から、菅義偉(すがよしひで)候補を応援しています。報道では、派閥主導で候補者が決まり、派閥の幹部同士の話し合いで多数派形成も終わったように言われていますね。しかしながら、政治の現場にいる私からすれば、各派閥が会議を持ち決定する前から菅候補を応援している人はかなりの数いると思います。おそらく派閥が決めなくても菅長官が出た時点で、今のような構図になったものと思います。そのくらい、菅さんは安倍内閣の要としての仕事をほぼ完ぺきに果たしておられたと思います。

一方で、安倍政権でできなかった課題もたくさんあります。国内政策の中身も見直してゆかなければなりません。また自民党そのものの改革も、先送りされている面が多々あります。菅さんは、官房長官の間は自分の意見を封じて政権としての意思を代弁されることも多かったのですが、もともと極めて改革意欲にあふれた政治家です。まだ結論を出すには早いのですが、そうした時代を先取りした改革に期待をしながら、自民党総裁選に取り組みたいと思います。

いま、あらためて安倍政権を振り返って、評価してくださる国民が増えています。冷静に見ても、問題山積であった経済や外交を立て直し、誰もやりたくないことではありますが少子高齢化に耐え抜くための消費税増税も進め、多くの実績を残されたと思います。また、首相に2度就任したことも良かったと思います。戦後は吉田茂さんと安倍晋三さんだけですが、一度目での反省を生かせることを考えれば、再チャレンジの道を大きく開いたといえるでしょう。総理大臣のみならず、社会のあらゆる分野や、経済の分野でも、前回の失敗を生かして再挑戦するという、日本人が苦手としてきた慣習を打ち破る大きな一歩を作っていただきました。何度でも立ち上がり、前回の反省を生かして、前回以上のパワーで臨む、というのは、私も心掛けている大好きな行動パターンです。これから日本人の生活行動を変革し、日本人の根性のひとつに実装されればと思います。

この一週間、国民の皆様に関心を持っていただき、次のリーダーについて、期待することについて、議論が深まればと思っています。

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