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元日の決意

みなさん、あけましておめでとうございます!

いよいよ新しい年が始まりました。皆さんはどのような決意をされた
でしょうか?

私は、県議として皆様から与えられた仕事を、ブレたりスジを曲げたり
することなく、まっすぐに全うしようと決意しました。
具体的には、「①地域経済の再生に全力で取り組む。②不景気・低成
長の時代だからこそ、医療福祉を充実させ、健康で安心して働ける
仕組みを作る。③教育は未来への最大の投資であるから、文武芸技
徳を備えた「世の中の役に立つ人材」を育成する。④それを実行すべく、
公務員改革を徹底し、少数精鋭・筋肉質の体制に県庁を作りなおして、
「活官僚」で県庁を総動員して政策実施を進める。」という4つの大きな
柱です。

そうした決意のもと、早速毎年恒例の「年越し街頭演説」を、五社神社
の前で行いました。

今年はいつもよりも人が多いですね。やはり不景気ですので、いよ
いよ「神頼み」になってきているのでしょうか。
夜中眠い中にお参りした方には、きっとご利益があると思います。

それから仮眠をして、朝6時から倫理法人会の新年会に出て、初日
の出を拝みました。
写真はその時に撮った、今日の日の出です。グランドホテルからは、
雲も少なく、大変きれいに見えました。
私も、県政をこのようにすがすがしいものにしたいと改めて思いました。

一方で、現実的には、製造業を中心とした県西部地域は、経済では
厳しい状態が続いています。
これは個別企業の責任と言う以上に、為替をはじめとする国際的な
駆け引きに負け続けていると言うこと。さらにはかつて日本がそうで
あったように、新興国の成長が本格化し、産業構造の転換が差し
迫った課題となっていることなどがあげられます。

いずれにしても、年始早々から経済問題をはじめ、県として緊急に
取り組まなければならない課題をしっかりと来年度予算に盛り込める
よう、議員活動をスタートしたいと思います。

12月議会では、私がかねてから求め続けてきた、中小企業向けの
融資枠の拡大(5000万から8000万)を実現する事ができ、「おかげ
さまで緊急経済対策の融資が付きました。ありがとうございました。」
という嬉しいお電話もいただきました。しかし、年を越せずに廃業した
企業も相当な数にのぼると思います。また、3月にかけても同様の
状況が続くことが予想されるため・・・テレビのバカ騒ぎとは裏腹に、
私は正月だからと言って決して浮かれる気持ちにはなれません。

元日や 今年も来るぞ 大晦日

とは、有名な二宮金次郎の俳句ですが、そういう危機感を持って
今年も県政運営にあたりたいと思います。

また皆様からご意見やご指導を賜りますよう、新年を迎えて改めて
お願い申し上げます。