大岡敏孝 Official Site

はままつ大雪

昨日からの大雪で、今朝未明から浜松の交通はマヒしています。(もっとも、この程度で大雪とか言っていたら、北陸や東北、北海道の人には笑われると思いますが・・・)
東名高速は袋井から豊田まで通行止め、浜名バイパスも通行止めです。その影響で、あらゆる幹線道路が大渋滞となっています。車で通勤されている方は、ご苦労されたことと思います。

私も今朝7時30分から街頭活動をしていたのですが、目の前の交差点だけで救急車が5台通りました。おそらく車両の事故や転倒が続いたんだと思います。そんな中でも、自転車やバイクで通勤している方も多く、本当に心配ですので、注意喚起しながら街頭活動をしていました。

今回のことで、私は政策的に大きな反省をしました。これまで浜松はほとんど雪が積もらない、道路が凍結しないと言うことが続いていたので、対応が不十分だったと反省しています。たとえば、融雪剤はあるものの、それを散布するための車両がない。つまり、人力でまくしかないと言うことです。これは浜松市中心部だけではなく、天竜区についても人力でまいているようです。

これでは、非常に非効率ですし、特に幹線道路の融雪は無理ですね。事故や渋滞での損失を考えれば、車両や装備を導入しなければなりません。これについては、必ず対応を進めます。

私もこれまで新潟地震の応援などで危機管理の現場をたくさん経験してきたので、危機管理は私の重要な政策の軸になっています。中越地震でも、地震後の大雪による家屋の圧壊対策で、真冬の新潟で雪下ろしボランティアもしました。しかし、浜松における冬の路面凍結に対してはこれまで議会で一度も取り上げたことはありませんでした。浜松は雪になれていないし、スタッドレスタイヤなどの装備率も低いので、ある意味では新潟以上に凍結対策をしなければならないのかもしれません。確かに自己責任の範囲でもありますが、結果的に渋滞やもらい事故で「過失のない方が損害を受ける。場合によっては命にかかわる。」のであれば、政治・政策的に対応しておく必要があります。

これからも現場主義で、皆様の暮らしの安全・安心を守るよう、迅速な政策対応を進めたいと思います。