新年を迎えて
令和三年の新しい年を迎えました。
皆様それぞれ、新しい希望や志とともに、新しい年を迎えられたことと思います。
昨年はコロナに追い立てられ続けた一年でした。私たち議員こそ、冷静に議論しなければならないところ、期待に応えられず、長期的な視点やコロナ後を見据えた戦略などが立てられなかったことを深く反省しています。
コロナについては、今年もなかなか退散してくれそうにありません。大晦日からお正月にかけて、国民の安寧と日本の発展、世界への貢献をお祈りしてきました。
今年こそ、コロナ後をしっかりと見据えて、必要な国民の変化、社会の変化を促し、国の課題、地域の課題、世界の課題を着実に解決できるよう、全力を尽くします。
国内については、国民の分断をなんとしても食い止めなければなりません。
若者と高齢者の分断、政策の恩恵を受けている人とそうでない人の分断、仕事を続けられる人とそうでない人の分断、休める人と休むわけにいかない人との分断、お金のある人とそうでない人との分断、感染が広がる都市と感染を恐れる地方との分断など、多くの危険が潜んでいます。
こういう時こそ、政治家が国民の様子、国の現状をよく見て、将来を見据えて、国民に正しい道を呼びかけなければなりません。そうした仕事をしっかりと進めます。
また、コロナ後は、カーボンニュートラルをはじめ、ゴミ問題、水問題、食糧問題や食の安全問題など、広く環境や生態系に関わる問題を解決したいと考えています。
さらには、日本の産業力、科学技術力、ひいては国民全体の考える力、働く力、創り出す力が落ちてきていることを感じます。日本がこれからも世界の中で輝き続けられるよう、産官学と国民の力を引き出す取り組みを進めます。
財政や防衛についても、これは国の安定力、危機対応力そのものですので、着実な改善・改良を進めます。
今年は選挙の年でもあります。国民の皆様から私たちの通信簿を付けていただくものと心得て、正しく仕事をし、汗をかき、国民の期待に応えられる一年にしてゆきます。普段の仕事がしっかりとできていれば、選挙は怖がるものではないと思っています。その時だけの空虚な言葉では、国民の皆様はお見通しだと思いますので、やるべきことを一つずつやる、という初心を貫いてまいります。
今年もしっかりと働きますので、皆様からのご指導とご支援を重ねてお願い申し上げます。