中央卸売市場
今日は市場の初セリでした。
朝4時に起きて、5時に市場につきました。
ちなみに、朝の気温は1度。めちゃくちゃ寒いです。
初セリには毎年出ていますが、今年は選挙年なので・・・
いつもより議員さんの数も多かったですね。
康友市長も元気な声で、年の初めにふさわしい挨拶をされていました。
それはそうと、昨年は景気がこんな状況でしたので、市場も、関係者も
大変なご苦労をされたようです。
水産、青果ともに、主役は中小企業ですので、まさに私たち県議会が
真剣に政策を練り、不況をともに切り抜ける覚悟で臨まなければなら
ない方々ばかりです。
一方で、今年は景気が良くなるかと言うと・・・残念ながら期待はでき
ません。良くならないことを前提に政策を立ててゆかなければならない
と思っています。
下手に良くなると言って、十分な対策を打たなければ、大変なことに
なりますので。
市場そのものも、改革が必要ですね。
一つは設備投資をどうするか。いま、青果も魚も鮮度が強く言われますし、
衛生問題もあるので、進んだ市場は取引場に冷房が導入されています。
鮮度を保ちながら、衛生的にも良いと言うことです。
もう一つは、民営化の問題。民営化の方法もいろいろあるのですが、
民間活力を導入して活性化を図ろうと言うものです。
私は両者を取り混ぜた改革が必要だと思っています。「近代化投資を
前提とした民営化」を進めるべきだと思っています。
一方で、流通の仕組みが昭和の時代とは大きく変化し、市場外の
取引が大きく増加しました。つまり、市場の機能や存在理由が希薄に
なってきていると言うことです。
次の時代の市場に求められる機能は何なのか、よく議論し、良く調査
してから数十年使える機能的な市場に改革できればと思っています。
もちろん、そのことを全力で支援してゆきたいと思っています。