明日から県議選スタート
いよいよ明日から9日間の県議選がスタートします。
ネット選挙を解禁するとか言っていましたが、昨年から国政が混乱し、公職選挙法が改正されなかったので、ブログもホームページも今日の更新でいったんお休みです。4月10日の投票日に、投票箱が閉まるまでは今のままとなってしまいます。
まず選挙の進め方ですが、私は「こういう時こそ、政治家が外に出てマイクを持ち、自分の政策や思いを伝えるべきだ!」と思っておりますので、積極的に街頭演説を展開して、一人でも多くの有権者に思いを伝えてゆきたいと思います。
同時に、街頭演説は有権者の声を聞ける重要な機会です。辻に立って街を見て、皆様の声、特に「声なき声」も含めてしっかりと耳を傾けたいと思います。もし見かけたら、ぜひ手を振っていただきたいと思います。
一方で、先日県議会の各派代表者会議で、選挙カーの運行方法について合意をしました。①走行しながらの放送は、朝9時から夜7時までと、前後1時間ずつ短縮する。②氏名や党名をことさらに連呼することはやめる。というものです。
私はもともと連呼はしないようにしています。あれをやらないと、「うちのほうに大岡さんの選挙カーは来なかった」とお叱りを受けることもあるのですが・・・私としてはできるだけ政策を語り、皆さんに判断していただく材料を提供しようと努めてきました。
今回の合意を受けて、私は走行しながらの演説放送はやめ、辻立ちを中心に政策を語るようにします。
既にルートは練ってあって、住宅地を含む全ての地域を回るようにします。皆さんのお住まいの地域にも必ず1度は伺いますので、ご了承いただきたいと思います。
県議選では「法定ビラ」もないので、広く皆様に政治姿勢を伝える手段は「選挙公報」くらいしか道具を使えません。「選挙はがき」もありますが、これは8000枚と限定されており、これまでに後援会に入会していただいた方のみが対象となります。公職選挙法と言うのは、「選挙の手段」までガチガチに規制しているのです。
政策としては、有権者の関心が高いのは「地震・津波対策」と「原子力発電所対策」ですね。これらはこれまでにしっかりと調査し、ブログやHPで報告して来ましたので、選挙戦でもしっかりと主張したいと思います。
それから、地震の影響で経済停滞の懸念がありますので、地震被害に伴う当面の中小企業対策、中期的な視点での新産業政策、それから私が4年間取り組んできた産業支援機関の統合・機能強化や中小企業金融の拡充など実績を説明してゆきます。
他には、知恵を使って浜松市の交付金を増やした「浜名湖の湖面に境界線を確定」や、一昨年に実施した「小規模多機能の高齢者施設の補助拡大」などの福祉政策、4年間の取り組みで実現した「就職率100%を目指せる特別支援学校を城北工業高校に新設」をはじめとする教育政策など、これまで一つ一つ実現してきた政策を語り、次の4年の公約(これはホームページをご覧ください)を訴えてまいります。
今回の選挙は、「震災後の4年間と、防災政策や原子力政策の見直しを誰に託すのか。」「経済の低迷が続く静岡県西部地域において、誰なら活性化できるのか」「教育政策や福祉政策など、県民に身近な政策について、誰が将来を見据えて組み立てられるのか」など、多くの争点・課題点があります。
それらに私が答えられるかどうかが問われる、まさに「政策本位」「人物本位」の選挙になるでしょう。
「次の20年のために、今何をすべきか」
政策を練るときに、いつもこのことを心に留めています。
ムダ使いをなくし、子どもたちの負担を減らすために、切れ目のない改革を進めなけなければならない。
低迷を続ける県西部の経済が少しでも上向くように、今までと違う経済・産業政策を展開しなければならない。
子どもたちを「強く、賢く、優しく」育てるために、教育政策を見直さなければならない。
障害を持った方々や高齢の方々、病気の方々には、暖かみのある政策をつくってゆかなければならない。
それに付け加えて、今回の大震災の被害を目の当たりにして、積極的な被災地支援を進めるとともに、県の防災対策や原子力安全対策を抜本的に見直して、地震から県民と地域をしっかりと守る体制を作ってゆかなければならない。
やりたいこと、やらなければならない事は、目の前にたくさんあります。
これらをひとつずつ、コツコツと形にしてゆきたいと思っています。
そのためには、皆様お一人お一人の応援が必要です。
その力が、政策を実現するための最大のエネルギーになります。
皆様から「ふさわしい」「がんばっている」と言う評価をいただけるよう、皆様から政治を託していただけるよう
全力で走り、訴え、耳を傾ける9日間にします。
がんばりますので、どうか皆様のお力をお貸しください。
よろしくお願い申し上げます。