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軽トラを提供

今日は、石巻で復興支援活動をしているボランティア部隊のところに行ってきました。

中越地震、中越沖地震で共にボランティア活動をした仲間達です。
スズキさんにお願いして、中古の軽トラックを提供していただいたので、それを届けがてら汗を流してきました。

被災地において大活躍をしているのが、4駆の軽トラです。漂流物に囲まれた狭い道でも入れるし、仮設道路に負担をかけないし、荷台が低いのでガレキや荷物を載せるときに、ボランティアの腰への負担が軽いのです。

今回スズキさんは岩手や宮城に軽トラックを提供してくださっていて、町が壊滅的な打撃を受けた大槌町では、キャリートラックはボロボロになりながら活躍していました。今回のキャリーも、きれいなのは今日のうちだけで、明日からはドロドロになってしまうことでしょう。

石巻は、市内各地で津波の被害を受けていて、行政も手が回らない状況が続いているようです。
ある意味では合併したことが仇になっていて…というのも、石巻中心部だけではなく、合併した各集落、さらには離党も含めた漁村がそれぞれ壊滅的な被害が出ていて、一つの市では収拾できないほど多くの現場を抱えているのです。

報道でも取り上げられた、70人以上の子供たちが死亡・行方不明になった大川小学校も、石巻中心部から1時間ほど離れているのですが、そこも石巻市なんですね。現場ではまだ数名の遺体が上がらないので・・・子供たちの捜索のために、付近の浸水地域の水を抜いて、泥の中から遺体を発見しようと国土交通省ががんばっていました。

いま、ようやく地震から1ヶ月半になろうとしています。
これまでたまった疲れが噴き出す頃です。
ここで行政機能を使い倒しすぎて、パンクさせてはなりません。ここから、被災地ではない県や市町村の支援を高めていかなければなりません。被災地ではこれまでピーク状態を続けてきましたが、被災地ではない地域からの支援はここから先をピークに設定して、全力で支えなければなりません。

県議会のさまざまな予定があるため、私は今日の支援で東北を後にしますが、今後も浜松から、県庁から、しっかりと応援の対策を進めます。また、何度か東北入りし、できる限り汗を流したいと思っています。