大岡敏孝 Official Site

拉致問題を風化させるな

今日、滋賀県での第一声を行ったのですが・・・あいにく、晴れて(笑)しまい・・・前の日に大雨土砂降りの中での街頭演説をイメージして寝たので、拍子抜けでした。

党本部から言われたお題が「拉致問題」なのですが、これはまさに国政を挙げて取り組まなければならない課題だけに、地方議員さんたちは苦手そうでした。そのぶん、原発問題や道路整備問題を話をしておられましたが、これは職責のうえで致し方ない部分だと思います。

私はたまたま、というか、浜松の支援者に恵まれて、浜松ブルーリボンの会の設立当初からのメンバーですので、皆さんが苦手な分、拉致問題をしっかり演説してきました。

民主党政権になってから、外交は総崩れ状態です。民主党政権になってからすぐに発生したのが、トヨタ車が暴走するとしてアメリカ議会に徹底的に攻撃される事件でした。

これは結果として全くのシロだったわけですが、この時に民主党の閣僚は誰ひとりアメリカに乗り込みませんでした。労働組合に選挙をやってもらっておきながら、誰ひとり日本が誇る有力企業を守ろうとしなかった。これはまったく許せない事です。労働組合の人たちも、国益も守らないし、世話になった企業にも恩返ししない姿勢に、いったいどのように感じたのでしょうか?

尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、中国の顔色をうかがって犯罪者である船長を丁重にお送りしたのは、皆様の記憶にあると思います。

北朝鮮の顔色をうかがい、アメリカの顔色をうかがい、中国の顔色をうかがい・・・民主党政権はほんとうに日本人による政権なのか、疑わしく思います。

マニフェストがどうのこうのと言う以前に、私はこの手の国家観や、議員が国民や国内企業を守ろうとしない姿勢は、いまの民主党の最も許せない部分です。私は、自分の身を顧みずに、国民や国内企業を守るために行動できる議員になりたいと、今日本当に強く決心しました。

拉致問題・・・語ると深いこの問題は、国会議員になる上での姿勢や矜持が問われる問題だと思います。