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結局、副知事議案は否決

昨日の2月議会本会議最終日、結局は副知事選任議案は否決されてしまいました。

当日の議事進行も変更に次ぐ変更で・・・こんなに何度も議運が開かれるのは、あまりありませんね。
会議時間も延長して・・・私も討論に立ったのですが・・・結局は自民改革会議の姿勢は変わらず否決でした。

何ともむなしいと言うか、力が抜けた議会でした。私たちは何とか可決してもらおうと頑張ったのですが、力が足りませんでした。これは、本当に反省しなければなりません。議会が閉会したのは夜7時、その後事務処理やら報告事項やらがあって、議会を出たのは夜9時でした。密度の濃い一日でしたので、どっと疲れました。

何と言っても、人事でもめたと言うのが一番問題です。県庁で働く6000人の職員の中にも動揺が広がった事でしょう。こうしたことが積み重なると、知事を はじめとする県庁トップや、議会に対する信頼感や求心力が低下します。トップや議会のやる気や情熱があれば、県職員は寝食を忘れて働いてくれます。しかし 逆だと、6000人全体のやる気が低下してしまうのです。

この混乱を早期に収拾しなければならないと言う思いは、私たち川勝知事を支える立場の議員も、自民改革会議の皆様も同じです。この否決を機に、しっかりとなりを直して、前向きな議論が出来る環境整備に力を注ぎたいと思っています。

そうしたなか、早速知事側も動いてくれまして、3月中に臨時議会を開催する運びとなりそうです。おそらく30日になると思われます。そうすると、23日に 議会運営委員会となりますので、それまでにしっかりと対話を重ね、信頼関係を再構築する必要があります。仕切り直すための時間はそう長くありません。祝日 も入るので、実際の稼働日は3日間となります。

いずれにしても、4月からの来年度に悪い影響を引きずらないようにするため、3月のうちにしっかりと処理しておかなければなりません。

「話せばわかる」は、私がいつも肝に銘じている言葉の一つです。自民改革会議の議員さんたちも、望んでやっているわけではありませんし、浮かれたり嫌がら せでやっているわけではありません。県政を良くしたいと言う思いは同じなのに、ちょっとしたことで歯車がかみ合わなかっただけだと思っています。丁寧に対話をすれば、十分解決できることだと思っています。私も限られた時間の中で、一人でも多くの自民改革会議の議員さんと対話をし、理解と協力をお願いしてゆこうと思ってい ます。