私たちの世代に託されたもの
最後に、明日からの選挙に臨む決意を話したいと思います。
今回の選挙を通じて、私たちの世代に与えられた使命は、大きく二つあると思っています。
一つ目は、何としても日本を立て直すこと。経済、社会保障、外交防衛、教育など、日本が大切にしなければならないものを立て直すことです。そして二つ目は、政治への信頼を取り戻すこと。決められない政治、保身のために右往左往する議員や政党から決別し、国民と政党・政治家の信頼関係を取り戻すことです。
グローバル化の進行や価値観の多様化、情報革命、少子高齢化の進行などにより、政治に期待されるものは、ますます大きくなっています。また経済のみの側面を見ても、GDPの中で政治が関与している部分の割合は依然高いのが現実です。しかし、それに反して、政治の決断力は鈍り、解決力は低下し、国民からの期待感は失われつつある・・・これでは、夢や希望のある日本の将来を描くことはできません。
私たちは、いま、そしてこれからの日本が抱える様々な課題を、すべて受け止め、すべて背負いこむ覚悟で、国政に取り組みたいと思います。少子高齢化、産業の空洞化、中国の拡大路線、社会保障費の増大、財政難、不可解な犯罪の増加、災害への備え・・・すべての不安をひとつずつ希望に変える。じりじりとでも、確実に前進する。歯を食いしばってでも前に出る力強さを持ち続けたいと思っています。
明日から12日間の選挙戦を戦い抜いた時、日本の将来に希望の光が差し込むことを目指して、全力で駆け抜けます。どうか最後の最後まで、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
自由民主党 滋賀県第一選挙区 支部長 大岡敏孝