滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2014.07.09 (水)

滋賀県知事選挙 あと3日

いよいよ、選挙もあと3日となりました。

これまでの情勢は、各種の調査によりますと、私たちが支援する「こやり隆史」さんと三日月さんが、文字通り「横一線」で競っているようです。どっちが勝ってもおかしくない、まさに「大相撲」となりました。しかし残念ながら、選挙には相撲のような水入りはなく、また他のスポーツのようなサドンデスのプレーオフもありません。7月13日には、県民の皆様の一票一票の判断で、滋賀県の4年間の進む道を決めていただきます。

このような大勝負になったのは、これは、両方の陣営が全力で運動を続けてきた結果だと思います。選挙は、告示になる前の「後援会活動」の部分と、告示になってからの「選挙運動」で構成されています。「選挙だから、告示になってからだけ活動すればいいんだろ?」とか、「そうするべきだ」という人も多くいらっしゃいます。私もそう思うのですが、実際にはそんなやり方では、ほぼ間違いなく勝てません。だからみんな、事前の活動を「候補予定者」という、「予定の予定」といっているようなわかりにくい肩書きで、しっかりとやるのです。

ここで、告示前の「後援会活動」と告示後の「選挙運動」の違いのひとつは、表現と量です。「後援会活動」は、表現について制限を受ける反面、運動量については自由度が高い。「選挙運動」になると、表現が自由になる反面、運動量については大きく制限を受ける、という特徴があります。たとえば、拡声器の使用は、後援会活動中は、滋賀県中で100機使おうが、1000機使おうが自由です。しかも、朝の6時から使おうが、夜の10時まで使おうが、生活環境条例などに触れない限り自由です。(たとえば、条例の対象外地域、つまり田んぼの真ん中などでは、徹夜で拡声器で演説してもかまいません。まあ、やる人はいませんが。) しかし、選挙に入ると、拡声器は各陣営が制限を受け(事実上2機のみ)、時間も朝の8時から夜の8時までとなります。

これは、選挙において、お金をたくさんかけられて、人をたくさん動員できる陣営と、そうではない陣営の差をなくすための仕組みであり、つまり選挙にあまりお金をかけさせないための仕組みでもあります。逆に言うと、そのために、選挙戦に入ってからは、各陣営とも運動量に差が出にくくなるということです。それぞれの陣営が、できる範囲のことを、やり抜いてきているので、「がっぷり四つの大相撲」になったのだと思います。

一方で、一部にはこやり隆史さんを誹謗中傷する怪文書やガセネタの記事(そういう系統のメディアですが)も出ているようです。幸いにして、私の選挙区である大津市や高島市は、怪文書など下劣系の活動をする人がいなくて、どこか「正々堂々とやりましょう」的な雰囲気なのですが、県内の一部にはそういうのが出回る地域もあるようで、困ったものです。まあ普通、この手の怪文書の内容を見れば、いったい誰が、誰をおとしめるために出してるのかは、わかりますよね。投票権があるのは子供ではなくて、大人なのですから、分別のある大人の支持を得たいのなら、出したほうが下劣と見られるだけなので、「骨折り損の、くたびれ儲け」なのに気づくと思うんですが。

まあこうした、よい盛り上がり、悪い盛り上がりを含めて、投票日に向けて活動のラストを迎えます。17日間の選挙日程で、滋賀県の4つの選挙区を回りますから、4日に一回しか私の選挙区には本人や選挙カーはやってきません。あと3日のうちで、「こやり隆史」本人が1区に入るのは、明日10日の午前中と、最終日である土曜日の夕方だけです。ほかの時間は、2区、3区、4区を回っています。

そして、最後のマイクを使っての演説会は、「大津京」駅前の予定です。夜7時から、マイクをとめなければならない8時まで、「こやり隆史」さんの渾身の演説と、17日間、そしてそれまでの活動を支えてくださった方々へのお礼、選挙戦にご理解いただいた県民へのお礼と、投票に行くことへのお願いがあると思います。

あと残り3日間。私たち「こやり隆史」陣営は、やはり最初からの姿勢どおり、「こやりさんの政策を訴えて、こやりさんの人柄を訴えて、県民一人ひとりの支持を得る」という方針を貫いて、やり抜こうと思います。

4年間という長い間の、滋賀県の政策責任者は、どちらがふさわしいのか。滋賀県の方針を決め、県庁内をまとめ、国や市町村と協議し、協調関係を整え、民間との信頼関係を構築し、滋賀県を前進・成長させてゆくことができるのは、誰なのか。決めるのは、県民の皆さん、ひとりひとりです。民主主義の力は、皆さん一人ひとりが平等に持っている「一票」の力です。

私たちは、あと3日間、一人でも多くの県民の皆様に呼びかけたいと思います。どうかその力を、「こやり隆史」さんに与えていただきたい。そして、皆さんとともに、新しい滋賀県の扉を開きたい。皆さんの支援を信じて、こやり隆史さんは今日もがんばっています。皆さんも、こやり隆史さんを信じていただき、県政を託していただきたい。

皆さんの清き一票を、滋賀県を立て直す力に変えて、「こやり隆史」さんに投じていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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